思い出語り

今日は、高校の吹奏楽部のコンサートを見に行きました。

私の二つ下の代が今日で引退でした。

私が所属していた吹奏楽部はコンクールなどに出場していなく、顧問も穏やかな方で「みなさんがやりたいようにやってください」といったスタンス(決して投げやりなわけで無く、自分達に考えさせてくれている)で、のんびりとした部活でした。

正直、演奏に関して上手いか下手かで言えば下手な部活だったと思う。

それでも私達の代は必死にもがいて、どうにか今までの部活と変えようと努力しました。

私は吹奏楽部初心者で、高校からテナーサックスを吹き始めたのだけど

なんやかんやでサックスのパートリーダーになりました。

まだまだわからないことだらけな上にもともと指導をしたりグループの中心になって引っ張っていくようなタイプではないので苦しい日々でした。

それでもなんとか踏ん張って、毎日練習して、最後は笑って引退しました。

思い返すと、楽しかったのが6割辛かったのが4割という感じです。

それでも私の高校生活は部活が軸になっていたし、無くてはならないものでした。

私達の一つ下の代は、私達の代の意思を引き継いでくれたと思っていて、

色々な壁にぶつかっていたようだけど演奏も私達の代より上手くなっていた。

そして今日、二つ下の代の演奏は私がいた時とは比べものにならないくらい上手くなっていた。

ただただ嬉しかった。

私達の代は上手くなかったけど、今の子達の演奏にたどり着くまでの過程だったんだなと思うと、頑張って良かったと心から思えた。

本当に良かったな。あの部活にいれたことは私の誇りだ。