ポッキー



相変わらずレポートが進まない。
書き始めが上手く書けないと全然進まない。
故に上手く書き始められたとして、その勢いで書き上げてしまうから私はレポートを書くのがとても下手なんだ。ああーー。


そんな感じで起きてから夕方までの時間をだらだらと過ごし、
ああもう今日寒いし大学行きたくないモードだったのですが、


今日はポッキーの日だ。大学で誰かがポッキーをくれるかもしれない。誰かがポッキーをくれたら今日は良い日だ。

という気持ちで大学に向かった。


6限、授業が始まる前に友達と雑談。
そこでふいに友達が「あ、食べる?」と声をかけてくれた。

!!
早速ポッキー貰える!!

と思って笑顔で友達の方を見たら手にしてたのは梅昆布だった。



少しショックを受けながらも有難く梅昆布を貪る。


7限はゼミ。
ポッキーを食べて盛り上がってるグループがあった。でもその輪の中に入る勇気が無かった。

しかしその授業中、ある数値(説明は面倒なので省く)を班でそれぞれ予想して、一番正解に近かった班にポッキーを贈呈することが発表された。


!!!
ポッキー!!!
これは!貰うしか!!

というわけでポッキーを賭けて必死に数値を予想する。
9班あるうちの1班がポッキーを貰える。数値は小数点第二位まで予想しなければならず、なかなか厳しい。

私の真剣さに同じ班の友達は呆れてた。
いやしかし、これで私の今日一日の良し悪しが決まるのでそこは折れず。

悩みに悩んで予想した数値を答える。


その結果、

なんと、ピタリ賞。


1.75という数値でピタリ賞を頂いた。
一番近い数値を目指していたのがまさかのピタリ賞。

何年か振りにバンザイのポーズをした。



そして授業の最後、ポッキーを頂くことが出来た。


ピタリ賞を発表されてから授業が終わるまで私はポッキーで頭の中が一杯だった。
相当ニヤついていたらしく、またも友達に呆られた。


頂いたポッキーが一番ノーマル?なタイプのポッキーだったのがとても良かった。
大事に大事に一本一本食べました!


というわけで私の今日一日はとても良い日になったのですが、今この文を凄い勢いで書いて、自分はポッキーになんでこんな熱くなってるんだろうと、少し呆れている。友達の気持ちが今になってとても分かる。


レポート同様、勢いで書き上げたこの文章は酷い出来なんだろう。

読んでくださった方に申し訳ない。
レポートはしっかり頑張ります。