空気人形



昨日深夜に映画「空気人形」を観たのだけど、ずっと引きずっている。



ずっと切なくて痛くて、目を逸らしつつじゃないと見れなかった。辛かった。

主演のペ・ドゥナもそうだし、あの世界に流れている空気とか、全部が綺麗で美しかった。
でもその美しさを含めて苦しくなった。

なんかもう、きれいで痛いのか、痛いからきれいなのか、痛いほどきれいなのか。
訳がわからなくなった。


「心をもつことは、切ないことでした」が、映画のキャッチフレーズ?で、映画の中でも何回かこのセリフが出てくる。


確かにそうなんだよなあ。
心を持つから切なくて苦しいんだよなあ。
捨ててしまいたい、でも捨てたくないものなんだよなあ。


んんんー、つらかった、つらかったんだけど多分この映画好きだな、と思った。


一年後ぐらいにまた観たい。